フルコンプリートを享受しろ
初めましての方は初めまして、そうじゃない方はお久しぶりです
やよーんです。やっぱり明太子じゃないです
今年もスロパチアドベントカレンダー12/18及び12/24を担当させていただきます
今年は豪華二本立てということで、ちょっと変わった一種二種混合機を2日にかけて1機種ずつ紹介したいと思います
一種二種混合機と言っても初代牙狼やAKBのようなもの、V-STやV-LOOP機と色々な種類がありますが、今回紹介するのは「通常時を主に図柄揃いで、時短時を主に小当たりによるV入賞で大当たりさせる一種二種混合機」です
このタイプの一種二種混合機と言えば今年ホールで1つのメインを持っていったと言ってもいいシンフォギアが有名ですね。
さて、前置きもほどほどに、それでは早速一機種目を紹介させていただきます
今回紹介させていただきます機種はこちら
SanseiR&D様より、CR魔法先生ネギま
版権或いは機種の名前ぐらいはどこかで耳にしたこともあるでしょうか?
この機種もシステムとしてはおおむねシンフォギアと同一の一種二種混合機です
しかし、スペックの面では大きく異なるものとなっています
1.スペックについて
初当たり確率は1/256.0とやや軽めのミドルスペック
しかしそれは初当たり確率を見た時のみの印象。初当たり分母がただ軽いだけであり、真の姿は非常に当たり1回の重みが大きい荒波台です
初当たりの50%さえ引ければ次回の大当たりまではほぼ確実に保証され、10R+15R分の出玉で最低でも2500発以上は獲得でき、引けなかった場合は10Rオンリー、1200発+α程度の出玉で終わってしまう。まさに天国と地獄。(初当たりの10Rでは、10R分消化後に1.5秒程度のショート解放が5セット発生するので、この間も打ち続ければ150発前後の追加獲得が見込めるので必ず打ち出しをしましょう)
↑ヘソによる初当たりで50%を獲得した場合は必ずスペシャルタイムに突入。右の小当たりによる大当たり確率が1/8.9で電サポが99回なのでほぼ確実に大当たりします
スペシャルタイム終了後はバトルモードに突入。2種類ありますが要はバトルに勝てばいい
兎に角このバトルモードが曲者で、電サポ回数は2~15回
継続率は最低で約21%、最高で約83%です
これだけ聞けば電サポが多ければ存外行けるのではないか、と思うでしょうがそうは問屋が卸さない
電サポの回数は2~5回転が60%を占めており、半数以上が継続率50%以下なのです
1/8.9なので2回転でも引いてる時はある、が兎に角これがなかなか連荘しにくい
半面継続率を代償に右打ちの大当たりは全て15Rであり、1500発近い出玉が必ず出ます
兎に角噴くときは噴く、噴かない時は噴かない、そんな台です
2.演出について
基本的に演出の上での色は保留やタイトル、その他演出含めても
白<青<緑<赤<赤炎<サンセイ柄です
ただし、サンセイの機種でもこの台のサンセイ柄は別段に熱く、なかなか出現しません。出現した場合は大半の場所で当確です(サンセイ柄は全て当確の可能性もありますが、信頼度が解析で出現しておらず、確実ではないです)
牙狼ではイマイチな赤炎色も、ネギまにおいてはプレミア除きおよそ最強の色であるため、タイトル等で出現すれば強いチャンスアップになります
この台における重要な予告は大別して3つと1つです
・コンロ振動予告
・仮契約乱舞&ダイラオマ球仮契約予告(仮契約特化予告)
・天ライト点灯
+ハッピーマテリアルリーチ
第一に、震撃アタック振動予告
震激アタック振動は特に単独での強予告ではなく、せいぜい発生してスーパー以上の予告です
しかしながらこの予告は発生のタイミングで大きく信頼度が異なる事や、大当たりの変動に絡む頻度が非常に高いことから重要予告です
発生タイミングは変動直後、疑似連直後、リーチ直後、対決リーチ直後、ストーリーリーチ直後と多岐にわたり、基本的に後半に行くほど信頼度は跳ね上がります(特に対決リーチ以上で発生する振動は赤炎柄に匹敵する程度には期待度があると思います)
第二に、仮契約特化演出
この台の疑似連では仮契約といって画面上部に最大9つとなるカードをストックしていく予告が基本ある程度の信頼度の予告があればほぼ確実に絡みます
カードにはノーマル・レアが存在し、赤炎柄のカードであればレアカードとなり、ルパンで言うタイマーのような役割を果たします(保留変化・図柄変化・カットイン昇格等)レアカード2枚以上や、契約合計数が7つ以上は高信頼度になります
そこで大きく信頼度に影響するものがこの2演出です
ダイラオマ球はリーチ前の変動中に発生し、煽りが成立した時点で1~5枚のカード(複数レアの可能性もあります)が追加されます。この時点で契約数が9になり当確になるパターンもしばしば。さらに発生時は後述の天ライト点灯と複合することが多いです
仮契約乱舞はリーチ後の仮契約特化予告。対決リーチ以下のリーチ中に発生する可能性があり、1~N枚のカードを獲得します(こちらは出現率がダイラオマ球予告よりさらに低いため、最大獲得カード枚数がよくわかりませんが、前者の枚数を考えると5枚までは獲得できそうです)
特に仮契約乱舞は発生しただけでもかなりの信頼度であり、その後の展開が弱くても当たることが非常に多いです
第三に、天ライト点灯予告
コンロ筐体でお馴染み。ジューシーハニーでは吐いて捨てるようなクソ予告の天ライト点灯予告
ネギまではおよそ牙狼のP.F.O.Gに匹敵する強予告であり、主にダイラオマ球予告と複合することが多いですが、それ以外と絡むことも
兎に角出ただけで高信頼度、ダイラオマ球が発生したらライトをガン見しましょう
最後に、ハッピーマテリアルリーチ
通常時には湯水のごとくガセって終わるリーチ
しかし全5段階のうち4段階目まで行けば50%まで信頼度が上がります
兎に角序盤の段階でガセるのでステップが進むごとに信頼度が飛躍的に上がるリーチです
チャンスアップは序盤に出るタイトルと、歌詞の字幕。特に後者が強いチャンスアップで、経験上全て4段階までは進行してます
右打ち中は通常時とは打って変わって、最強クラスのリーチに。歌詞が赤なら貰ったも同然の80%オーバー予告に
当たる当たらない以前にネギま好きな人はハピマテが好きなのでなんとなくこのリーチは注目してしまいますね当たった後の頭おかしい音好き
3.この1回転に全てを賭けろ!Vの試練・復活チャンス
さて、先ほど私はバトルモード突入率は50%、バトルモードの継続率は最低21%最大83%と言いましたが、厳密には実は違います
というのも、このネギまという機種、実は初当たりで50%を取れなくても電サポが1回転あり、加えて特図2は保留が1つだけ溜められる仕様になっています
当然ですが、普通に打っていれば電サポが2回転で終わってしまった場合も、2回転の後に1回転分保留が残ることになりますよね
この1回転と、初当たり50%を取れなかった場合の電サポ1回転は復活チャンスという特殊な演出が発生します
当然特図2の抽選なので大当たり確率は1/8.9であり、何よりこの1回転がネギま最大の力の入れ所といっても過言ではないでしょう
この1回転で当てるという最大の恩恵に、電サポ回数の振り分けがバトルモード中と大きく変化するというものが存在します
もし復活チャンスで大当たりが引けた場合はバトルモード中には5%しかない振り分けのところを40%が電サポ99回転になります、実にバトルモードの8倍
つまりは、40%を引くと30R分の出玉が確約されます
当然外せば終わりの1回転ですのでピンチですが、逆に3000発前後の出玉を確約する大チャンスでもあるのです
そしてもう1つ、この台には特殊な初当たりルートが存在します
筐体をよく見ると、筐体左部にはスルーが存在し、ここで実は低確率ですが電チュー解放抽選を行っているのです
内部的に電チューロング解放が当選した場合はVの試練が発生し、一の試練を突破します
ここで電チューに入賞させれば1回転のみですが1/8.9の大当たり抽選を受けることが可能になります
そしてこの1回転も先ほどの復活チャンスと同じ振り分けになり、当たれば40%で30R、そうでなくても15R+バトルモード獲得となるので通常時に突如訪れる変則のチャンスと言ってもいいでしょう
(実はこのVの試練や、初回バトルモード獲得失敗時にはもう1回転電チューの大当たり抽選を受けられる方法がありますが、ここでは割愛します)
4.まとめ
特に荒くとっつきづらいスペックのこの機種ですが、一撃の夢は折り紙付き、さらにサンセイにしては「こんな変動で当たるの?」という演出が非常に多い機種です
加えて私としてはBGMにもいいものが多く、特にFantasiaは屈指の良曲なのでぜひ一度ホールで聴いてみてくださいね
それでは、1日目はこの辺りで筆を置かせていただきたいと思います
さてさてさーて、次の12/24のブログはどんな機種になるでしょうか
翌日12/19は
https://twitter.com/tajii8383さんによる「タジスロ」です、お楽しみに!